ジロメッティー カメオ ブローチ
イタリア 19世紀前半
3cm × 1.9cm
銘:GIROMETTI
※フレームは20世紀初頭
ゴールド、ダイヤ、パール
19世紀の卓越したカメオの彫刻で知られる、ジロメッティーのカメオ。
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天然非過熱の美しい三層メノウに、ペガサスのヘルメットを被ったアテナ(ミネルバ)を彫っています。
ヘルメットのペガサスの部分にメノウの茶色い層を残して彫り上げています。
19世紀前半までのイタリアのカメオにしかない、まさにギリシア・ローマ彫刻ばりの端整で完璧な美しさがあります。
単に高さや表現を強調したカメオとは全くベクトルの異なった、真の意味での芸術品 (works of art) です。
フレームは、後で作られた物で、少なくとも20世紀に入ってからの物だと思います。
ローズカットダイヤモンドを丁寧に留めていて、19世紀のオリジナルでないとすれば、当時(現在も)手に入るほぼ最高のフレームかもしれません。
筒状の金具に棒状の金具を差し込んで固定する方式で、ブローチあるいはペンダントとして使えます。
こういったお金のかかる凝った金具、フレームを作りたくなるカメオだということがお解り頂けると思います。
天然無処理のメノウなので、非常に透明感があります。裏から透けて見えるシルエットが実に美しい。
カメオの下の方に僅かな亀裂がありますが、全く問題のない範囲です。
彫りの良さはミュージアムピース級です。モチーフも当時の偉い人やバカンテなどのよくある物ではなく、アテナで勝負しているのは、作品への自信の表れだと思います。
