円筒印章
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波斯国碧玉闘争文円筒印章
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解説
アケメネス朝ペルシア時代(推定)の円筒印章。深い赤の地に白い模様がでたジャスパーが使われていて、サイズは小さめ。 |
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本体は直径1.1cmと細いながらも、闘争文とおそらくアラム文字で所有者の名前が彫られている。 |
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粘土の上で転がすと一連の模様が浮かび上がった。中央指向左右対称の闘争文である。 中央上は有翼円輪と言って、エジプトにも翼の生えた太陽のモチーフがある。その下に王とおぼしき人物が円の中に描かれているが、円形の浮遊する乗り物にも見える。有翼円輪の上に王が乗って下を見ている図も存在する。左右の動物は想像上の動物(グリフィン)。鷲の羽と頭にライオンの体、馬の足が合成された獣で、猛獣であるライオンよりも力強いイメージや神聖さを表現している。よく見ると足が6本あるのが変わっている。 闘争文は一般的に王が左右の獣と戦っている図だが、この印章では王は優雅に乗り物に乗っていてあまり戦っている雰囲気がしないのは私だけであろうか。上の有翼円輪の鳥の足のようなものとグリフィンの頭部の突起がデザイン化されており、聖獣が王を讃えているようにも見える。もはやペルシア帝国も盤石で戦って支配する時代は終わったと勝手に想像してみる。この時代以降は円筒印章は廃れている。 |






