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アンティークジュエリー素材用語集
用 語

解 説

マザーオブパール 真珠が取れる貝の虹色に光る真珠層の部分を板状にカットした物で、ジュエリーの素材としてだけでなく、小箱やオペラグラスなどのエレガントな小物の材料としても使われる事が多い。清らかなイメージで彫ることにより、とても魅力が増す素晴らしい素材です!
オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド 現代のブリリアンカットの原型と言われるカットで、ブリリアンカットに比べてテーブルが小さくガードルが厚いのが特徴です。見た目には小さく見えるのですが、ガードルの面積が大きいのでダイナミックなシンチレーションが特徴であり魅力です。このカットのダイヤを使ったアールデコの指輪。
シンチレーション
ダイヤモンドの輝きを表現する用語で、ダイアモンド、ライト、又は見る人の眼のいずれかが動くと、ファセットが交互に光を反射して輝き、この動きつれて発生する反射光をシンチレーションと呼びます。現代のブリリアンカットでは上質の石と普通の石では、シンチレーションに可成りの違いがあるのですが、安物の石は見た目に大きく見えるようなカットが成されているからです。アンティークジュエリーに使われているオールドヨーロピアンカットの上質の石なら、現代の高価な石にも勝るとも劣らない豪快なシンチレーションダイヤモンドが感じられるのです!
ファセット・カット ファセット・カット(Facet cut)は宝石の加工方法のひとつで、基本的に透明石に施されますが、サファイヤやルビーなどでも見受けられます。宝石の表面に角度の違う多数の面を持たせることによって、光を屈折させ、内部から輝いているように見せるカットです。
ct 金の純度を表す英国風の表示で、英国以外ではは18kなどと表示します
カボッション

色石のカットのひとつ。石の上部を丸く半球状に磨き上げるもので、15世紀までのカットの主流であり、アンティークジュエリーの魅力のひとつといえる。

シードパール シード(seed)は種という意味です。つまり、種のように小さい真珠のことです。シードパールを使った素晴らしいブローチ。
ハーフパール

真円真珠を半分にカットしたものでスプリットパールとも言います。1921年に御木本の養殖真珠が欧米に本格的に輸出されるまでは、真珠は天然の物しかありませんでした。そのため、それ以前の真珠は今では考えられないほどの稀少価値があり、大変高価なものだったため、真珠を2つにカットして使われました。ハーフパールには、直径1ミリ以下の非常に小さな真珠をカットした物まであります。ブローチ等の場合、真円真珠は穴をあけて接着剤を付けて針に刺してセットしますが、半円真珠の場合はそれが出来ないため、小さな爪で留めるパヴェ留めというセッティングを行います。小さなハーフパールを隙間なく留めたジュエリーは、現代の養殖真珠を使った量産の物にはない繊細な美しさを感じます。小さい真珠をカットするだけでも大変な技ですが、それを留めるには更に高度な技術を要します。ハーフパールは、まさにアンティークジュエリーならではの物と言えます。「ある愛の詩」のミニアチュール・エナメル・ブローチがその典型的な例です。

ローズカット・ダイヤモンド ダイヤモンドの底部が平で上部を山形にカットしたもの。ダイヤモンドの上部にテーブル(平らな面)がなく、バラのつぼみが開いたように見えます。17世紀中頃オランダで発達したカットですが、それ以前にインドでも同様のカットが見られます。18世紀になってブリリアントカットが作り出され、ゴルゴンダ(インド)などのハイグレードのダイヤは18世紀中期からブリリアンカットの原型と言われるオールドヨーロピアンカットにカットされオープンセッティングで留められていたのです!そしてそこまでゆかないレベルのダイヤはローズカットにされる場合が多かったのです。上質のオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドがセットされたジュエリー程、ファッションの流行が変わるとともに、石を外して作り替えられているので、18世紀のオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドがセットされたジュエリーで。現存する物は極めて希なのです!だからアフリカの巨大なダイヤモンド鉱床が開発され、多量のダイヤモンドが市場に現れる1880年代以前は、上質の石がとても少なく、上質の石ほど作り替えられているので、ローズカットダイヤモンドを使ったジュエリーが多く残っているという訳なのです。だからローズカットダイヤモンドは、今では考えられないような黒っぽくて汚いまるで輝かない石が多いのです!ローズカットダイヤモンドは良く選べばブリリアンカットにはない、鋭い輝きがあり、特に厚みのある小さな石を連続的に多数留めたジュエリーは、古い年代のダイヤモンドならではの古の繊細な輝きがあり、それは本当に美しいと感じます!♪

 

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